中央アジア遠征中です

ブログ、FB、ライブスコアーやライブストリームで応援の念を送ってくださる皆様、いつもありがとうございます。

もう大分前ですが、約９ヶ月ぶりぐらいにシングルスに出場しました。地元柏国際オープンフューチャーズです。　結果は、２回戦敗退でしたが、僕にとっては、初戦で期待の若手選手とバトル出来た事が大きかったです。　地元応援パワーで盛り上がり、年齢差２０（笑）、現代テニスVSオールドスクールテニス（サーブ＆ボレー）気合い入りました。　これからもダブルス中心に遠征しますが、時々シングルスにも挑戦していこうと思います。

今は、中央アジア遠征中です。　ウズベキスタンとカザフスタン。　近年、東アジアで沢山のチャレンジャー大会が増えましたが、１０年前は、日本と韓国で１〜２大会くらいでした。　僕らアジア選手にとっては、ウズベキスタン、インドは、ありがたいアジア圏内！？チャレンジャーシリーズで、環境はタフでも、よく行ってました。　

遠征出始めは、とにかくタイトな予算だったので、ウズベキスタンの物価の安さには助かりました。　アメリカ遠征中にホームステイはよく聞きますが、当時僕は、ウズベキスタンでホームステイしてました。　今でも覚えてるのは、トイレの後、手桶で水を汲み、それを勢い良く流してました。　『大』の時は、それはそれは大変（笑）　洗濯機はありません。よくドラマで見る戦後の日本のような感じでした。　今でも洗濯機を使う家庭は少ないみたいです。　お母さん達頑張ってます。

話は変わりますが、こちらでもテニス賭博のニュースは入ってきています。まだまだ膿が出てきそうですね。見つからないようにうまくやっている選手もいるでしょう。　僕の試合に賭けたギャンブラーの人からFBを通して、『なんで負けたんだ！このクソジャップ』なんてメッセージがきた事もあります。世界では、スポーツビジネスの一つとして、このギャンブルを合法的にうまく利用しているところもあります。　

今回の違法賭博・八百長の他にドーピングなど、世界では色々な問題がありますが、僕ら日本人選手だけでも、このへんはしっかりしていきたいと思うと同時に、今後はもっと助け合いが必要だと思いました。　過去にもルール違反して、叩かれ、人生狂いかけた選手がいました。そして今回は、一発永久追放。どちらも厳しい結果となってしまいました。今後は、選手同士集まる機会を設けて、情報交換、若手選手教育などオンコート以外で協力し合っていかなくては。

最後に、日本ではチャレンジャー大会は『下部大会』と説明されることが多いですが、果たして『下部』でしょうか？全世界統一のATPランキング１００位〜３００位前後の選手が、世界中、それこそアフリカやら南米からも集まる、元ウインブルドンチャンピオンやその国の代表選手などが数々出ている大会です。だから『下部リーグ』という響きになんとなくモヤモヤ。特にダブルスに関しては、一つ上のATP250(ツアー）とチャレンジャー大会の差は、そんなに無いと思います。まあただのぼやきですが。

また、いつか更新します。　とにかく気合い入れて、元気出して、頑張っていこうと思います！

パートナー　インドのRAMANATHAN

地元後輩の帯同コーチ　岩井コーチ

サマルカンドにて　日本語話せるタクシー運転手（真ん中）

＜管理人追記＞
本日（２３日）は、カザフスタンのShymkent Challengerでダブルス1回戦に出場予定です。
Court 11 の第４試合です。時差は日本より「－3時間」です。ぜひ応援して下さいね！

ATPチャレンジャーサイト
http://www.protennislive.com/LSHD/main.html?year=2017&wkno=99&eventid=&tour=&lang=en&ref=http%3A//www.atpworldtour.com/challengertour

Shymkent（シムケント）の町
https://www.youtube.com/watch?v=Q8_V_CqFTwU

こちらは空撮のShymkentの町
https://www.youtube.com/watch?v=IF9AnY1tvhU