8.12.2011

ボランティア

チャレンジャー大会から、ATPシリーズぐらいになると、ボランティアの皆さんが出迎えてくれます。 

まずは、空港でピックアップをしてくれます。大会によっては、ベンツだったり(何様!?)、スポンサー関係の車だったりです。 そして、ホテルから会場の送迎をしてくれます。 その他にも、ボールパーソンをはじめ、水、練習ボールの受け渡しや、練習コートの受付など、大活躍です。

ちなみに、モントリオールのATP1000の大会でのトランスポテーションのドライバーの数は、90人で、大体6時間から8時間のシフトで、1週間の間、選手の都合に合わせて、運転してくれます。もちろんボランティアなので無償! はっきり言って、お金を払って乗るタクシーより親切だし、時間にもぴったりで、わがままも聞いてくれるし、最高のサービスを提供してくれます。

一人のドライバーが言っていました。 テニスの大会、選手に身近に接する事や、大会の一部として参加できる事が光栄だと。 お父さんはドライバーとして、お母さんは受付として、子供はボールパーソンとして、といった具合に夏休みを家族で楽しんでいると。  経済的で、素晴らしいアイデアだなと思いました。 ボランティア精神というと、何か難しい感じがしますが、別にお金や時間に余裕がなくても、楽しんでボランティア活動をしているように感じました。

カナダでは、高校によっては、卒業する前に、ボランティア活動をしないといけないという校則があるそうです。 決まった単位と30時間のボランティア活動が必要です。 最近の日本の中学、高校での校則や取り組み方については、あまり知りませんが、僕の時の校則と言ったら、前髪を長くしてはいけないとか、ポケットに手を入れてはいけないとか、良く分からない理由で先生に怒られていました。 このボランティア活動30時間という校則、取り組み方は、若い時から、ボランティア活動に触れられる素晴らしいアイデアだなと思いました。

以上、カナダ2週の大会での感想でした。 また更新します!





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