体が資本！

スポーツ選手は体が資本です。　もちろん、テニス選手にとっても体が凄く大事です。　特にテニスは、オフシーズンがほとんど無く、年がら年中、世界中で試合が行われています。　各個人でオフシーズンをつくったり、レスト期間、トレーニング期間などを上手くスケジューリングして、年間を通して戦わなければなりません。　　

アメリカのテニス雑誌を見ていると、ほとんどの選手達が口を揃えて、オフシーズンがもっと欲しいとか、テニスはプロスポーツとして他のアメリカのスポーツ（ＮＦＬなど）と比べると過酷だと訴えています。　経済的なところだったり、移動距離だったり、環境の違いだったり、色々大変だと思いますが、それでも、まだテニスは、欧米を中心とした仕組みになっていると思います。

日本人選手がこの世界に太刀打ちするには、やはりサポートが必要です。　日本独特の所属スポンサー（僕の場合は、ライフ・エヌ・ピー）というメインバックアップや、メーカー（ヨネックス）、パッチ（ドール）、そして熱い強化スタッフ、皆様の応援、理解のある家族や友達が心強いのは確かです。　少しぐらいの体の痛みや、遠い遠征など我慢できます。　　しかし、スポーツ選手である以上、体が資本です。　今年は３月ぐらいから、痛みや疲れを常に感じる状態で試合に出ています。　試合に出ながら、治療して、調整していくつもりで遠征を続けていましたが、今後は、うまくバランスを考えながら、残りの夏を過ごしたいと思います。　ＵＳオープンには参戦出来ませんが、体の調子を見て、またＡＴＰシリーズの予選やチャレンジャーにトライしていきたいと思います。