5.21.2020

Yahoo!ニュース

皆さん、自粛疲れが出ていませんか?

僕の住む千葉県は緊急事態宣言継続中の8都道府県のひとつなので、最近は、全日本男子プロテニス選手会の中心理事としての活動が多くなっています。ジュニア選手に向けたメンタルアカデミーも続けています。

先日はYahoo!ニュース(5/9(土) 6:00配信)に取り上げられました。
よかったら参考にしてください。
42歳にして現役のダブルススペシャリスト松井俊英が伝授する、一般プレーヤーのサービスの考え方【テニスレッスン】

さて、今日は普段心がけていること(コツコツトレーニング)を書いたサロン記事を転載します。この後、各地で緊急事態宣言が出されたので、動画を撮った説明はまだできていないのですが…。


………2020年3月20日 オンラインサロン 104 Tennis  より………

(前略)

~テーマは、こんな状況下、どのようにテニス選手は心技体の準備をしていくべきなのか? そもそも、テニス選手の試合シーズンのピーキングとは?~

「ピリオダイゼーション」という言葉を知っていますか?
「ピークパフォーマンス」という言葉に近いかもしれませんが、要は、論理的にアスリートのパフォーマンスをどのようにピークに持っていくかという事です。

特にオリンピックで金メダルを目指している陸上選手や水泳選手などは、まさにこの「ピリオダイゼーション」に全てを懸けています。

さて、テニス選手はどうでしょう? かなり難しいと思います。なぜ難しいか?というのは置いて、僕の経験と頭脳明晰フィジカルトレーナーとでMTGした要点をシェアーします。そして、皆さまのパフォーマンスに繋がるヒントになれば良いなと思います。

「ピリオダイゼーション」の基本は、簡単に言うと、「超追い込む時期」➡「超回復の時期」➡「前哨戦」➡「狙っている大会でベストパフォーマンスを出す」の順番で身体/メンタルをピークに持っていきます。 若い時の身体作り時期や自分のパフォーマンスの経過を知るという事に関しては、とても論理的で戦略的です。 僕自身もトライした事は何度かあります。

しかし、最近僕が取り組んでいていて、なおかつもっと効果的にならないかと試行錯誤しているのが、「イチロー」スタイルに徹するという事です。要は、1年を通して、同じ事をやり続けるです。地味なトレーニングメニューをオフシーズンだろうが、シーズン中だろうが、質も量も殆ど変えずにひたすらやり続ける事です。 これが最終的にはテニスには一番向いてるのかなと思います。 特に我々ベテランテニスには。 

コツコツトレーニングがオンコートパフォーマンスを遠隔操作していると言っても過言ではありません。 無意識(テニス技術の癖)を意識的(オフコートでのトレーニング)に変える事が出来る!

実際に例を出して説明すると分かりやすく、しかも直接お伝え出来たらベターです。なので、次回動画を撮って説明しますね。
*3/22に来れない方は、また近いうちに計画します。後、4月に関西方面に行く機会がありそうです。

………………転載終わり………………

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