たすく (岩見亮）

正直、こんな事をブログで書くのはどうかなと思い、彼に直接メールか手紙にしようとしました。　しかし、今は、情報はもちろんの事、感動をみんなでネットを通じて分かち合う時代でもあり、僕のブログを書いている目的でもあると思いました。

今日、岩見亮選手がブログで引退を表明しました。　彼とは同期で、初対戦は、全国中学生大会１回戦でした。　結果は６－３で僕の負け。　そして彼は、そのまま準優勝しました。　彼がインターハイ３冠した時は、当時カナダにいた僕は、大きく’おめでとう’と書いた紙を手にぶら下げて、それを写真に撮り、送ったのを今でも覚えています。　あれから１５年が経ち、今日で引退です。

腰を怪我してからは、彼は毎年のように引退という言葉を口にしていました。　そのたびに、後１年頑張ろうと自分に言い聞かせながら今日まで頑張ってきたと思います。　柏ＴＴＣでは、練習、トレーニング、治療、遠征などを一緒にやってきた同志です。　時には、良きライバル、時には、心強いダブルスパートナー。　お互い３０歳を過ぎてからは、お尻の叩きあい、モチベーション維持や体のメインテナンスの話し合いなど、刺激しあってきました。　

どの大会に出ても、僕の周りの選手はほとんどが２０代。　年齢はそんなに気にしてはいけないですが、同期の彼が会場や合宿にいないと少し寂しいです。　彼の今回の引退表明ブログや、そのブログに対するコメントを読んでいると、もっと寂しくなります。　そんなに彼の事を意識していなかったつもりで、実は、僕の現役を頑張る原動力にはかかせない存在の一人でした。　

たすく、ありがとう。