12.06.2019

近況報告

チャレンジャー大会を主に戦うプロテニス選手にとって、12月は束の間のオフシーズンです。僕もイベントやオフ会に参加する機会が増えたり、杉田選手の結婚式に参列したり、スポンサーに挨拶に行くなど、普段できないことをしています。

本当は今週は全豪WCプレーオフに出る予定でしたが、パートナー都合で出場がなくなりました。相手の事情を考えるとしょうがないけど、ダブルスの難しさを感じます。今月は来シーズンに向けて身体を整え、日々修練していこうと思います。

今年新たに始めたことの一つにオンラインサロン104 Tennisがありますが、サロンがどんなものか感じてもらえるように、週に1、2回くらいのペースで過去記事の一部をアップすることにしました

今日は楽天ジャパンオープンの予選に出た時の記事にします。
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令和元年 9月28日 オンラインサロン 104 Tennisより

楽天ジャパンオープン予選1回戦
Matsui/Nishioka vs. Qureshi/Gonzalez(パキスタン/メキシコ)
67(4) 46 敗退
いや〜、勝てる試合だった。正直1日経つと、3倍くらい悔しい気持ちが湧いてくる。でも、ぶつけ本番で初ペアとして組んだ西岡選手とは、感触良かったし、グランドスラムで準優勝経験のあるダブルススペシャリストを相手に両セット共に取れるチャンスありありだったのは、ポジティブに受け入れるべき。
確かに観てて面白い、エンターテインメント性が高った内容でもあった。スリリングなダブルスならではの展開がたまらない。プロテニスプレイヤーとしては、こういう試合をスタジアムコートで応援してもらい、楽しんでもらい、最高のプロスポーツイベント興行だなと素直に思いたい所だが、現実はどうだろう?
先ず、昨日の試合に勝とうが負けようが賞金が無い。もっと言えば、試合前日の宿泊代は、自費。因みに大会オフィシャルホテルは、1泊22000円。
興行に貢献出来たのなら、少しでも報酬は欲しい。せめて経費くらい何とかしてほしい。
そんな現状の中、選手のモチベーションは何なのか? 「お金」だけだと、中々メンタルが維持出来ないと思う。
それは、選手それぞれ違うが、僕の1つのモチベーションは、Make money では無く、Make an impact。観てくれてる皆さんのテニス人生に何らかの「良い刺激や影響」を与える事が出来れば。
会場で写真を撮った子供が、「出来るだけ長くプレーして頑張って下さい!」と。
おっさんに、「おっさんの星だから、辞めんなよ!」と言われるのも、モチベーション上がるが、見ず知らずの子供に言われた時は、逆に何か「刺激」をもらった気が。
やはりこういうimpact交換みたいのが良いな〜。
*細かい試合内容については、先ずは映像をゲットして、分析して、報告します。

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どうでしたか?サロンの詳しい説明は、HPのトップページの右下の写真のリンクから。松井俊英オンラインサロン 104 Tennis

あと、Facebookの方でも紹介しましたが、来週水曜日、東京の新宿でオフ会があります。完全にプライベートな感覚で、食事しながらいろんな話ができればと思うので、ぜひ!

●日時
12/11(水)
19:00受付 19:30〜21:30
●場所
新宿ライム(LIME)イタリアン三丁目
東京都新宿区新宿4-2-23 curumu B1
TEL. 03-5369-2800
https://s.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13164809/
●参加費
一般:8000円
オンラインサロン会員:5000円
※フリードリンク+食事込
※当日現金払い
●予定人数
20名程度
●キャンセル規定
申込み後の取り消しは、参加費100%のキャンセル料金が発生します。
●申込方法
有井 ariikun817@gmail.com


1 件のコメント:

kao さんのコメント...

以前は自分が選手を応援するだけで楽しかったし、それで充分と思ってた。
でも最近の松井選手のブログを読んでると、選手から見たファンってこんな感じなんだ~って知れて新鮮でまたうれし。
“Make an impact”ってのもピッタリな言葉ですね。
試合を見てドッカン!やらガッツン!やら来るのは“impact”って言うのかぁ~。^^ <ナットク

インドのインタビュー記事もとても面白くてよかった。転載感謝♪